水戸様:弊社の管理部において、顧客データを照合するために必要な顧客登録書を紙の状態で管理していたのですが、登録開始から現在まで4,000社以上を管理する必要があったので、書類の管理に多くのリソースがかかっていました。情報セキュリティの都合上、顧客登録書の原本を実際に見ながら内容を確認しなければならず、営業部のメンバーが直接書類を見に来ることもあったんです。私たち管理部としては、その度に該当する顧客の書類を、鍵のかかった保管棚から探し出さなければいけませんでした。
しかも、顧客登録書が持ち出されている場合には、誰が保持しているのかを連絡して確認するなど、さらなる運用コストが必要になります。他の業務も並行して進めているため、それらの書類管理に時間を割くことが難しいときもありまして…。そこで、社内のデジタル化に合わせて、顧客登録書も電子化しようということになったんです。ただ、4,000枚にも及ぶ枚数だったので、社内リソースでは対応が難しい状況でした。